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少数民族マノボ族の村を訪問してみる

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コーンの乾燥も終わりつつある。
あとは山の管理農夫さんがトラックで降りてくるのを口をあけて待つだけである。

トラックが崖から落ちてコーンが台無しにならない様祈ろう。

管理農夫さんの命ももちろん心配だが、彼らは独自に神に祈っているので、祈らない私より安全だろう(いい加減だなぁ)

 

現在、コーンから思考を変えて稲作モードに移行している最中だが、コーンの収穫中に山で撮って来た少数民族の写真も
最後に載せたいと思って、今日の「寄り道し過ぎ編」なのである。

 

 

少数民族マノボ族。

昔から土着民として農耕的な生活を主として生活してきた山の民。山奥の焼畑で細々とコーンを作っていたりする。

彼らを時折見かける事はあっても、話した事も無ければ肌に触ったことも無い。前々から、一度家庭訪問してみたいと思っていた。

夜、遠くから山脈を見ると所々で畑を燃やしている所が見えたりして、一回、目の前で彼らの農作業を見てみたいと思っていたんだ。

 

 

何をしてるかって?

これから始まる悪路のぬかるみに備えて荷台に石を載せている。

後輪に荷重を掛けておけば、路面への食いつきが良くなって滑りにくくなる。軽いほうが良さそうな気がするが、実際は逆で、ある程度重いほうが良い。

 

それでも喰らってしまった・・・

でも、後輪が重いから前の突っかえをクリアしたらすぐ抜けた。

通りすがりの中の人!あなたは神!!

悪路を進むと茂みに人がいたので、マノボ村について尋ねる。

マノボ族の村はこの辺にある?
「歩いて5時間先にあるわよ」

ご、5時間って!?(爆)あ、歩いてか、ビックリした・・・

勤労少女の神的な御姿をありがたく撮影させていただく。

彼女たちは最初カメラに写るのを嫌がっていた。
何故ならば、無許可の収穫だからである。

我々の事をオーナーじゃないかと警戒していたのだ・・・

私はオーナーじゃ無いよ!ただの旅人だ・・・と説明するとニッコリ。

コーンに搾取される農民の、その又下の階層にたくましく生きる少女たちは輝いていた。

 

もうこの時点で結構疲れが来てたんだけど更に行く。

それからこんな景色を見ながら1時間ほど悪路をドライブ。

それから、車から降りて1時間も歩くと・・

マノボ族の村が見えて来た

 

一軒のお宅にお邪魔してみた。

かれらの自宅はオール竹。

屋根も総竹つくりだし、壁からテーブルから全部竹。
木材は自宅加工が難しいが、竹はナイフ一本で何にでも変化する。

あの屋根。前作ったことがあるけど、意外といい。水は漏れないし、5年は持つと思う。

 

夕飯の支度を始めたのでお土産を置いて帰宅する事にし

た・・・

 

それから元来た道をひたすら戻って行くと、来る時には気づかなかったのだが焼畑が!

そこには、焼畑で伝統的農業を営んでいるマノボの親子がいた。

彼らは焼畑コーンから得られる僅かばかりの収入で家族8人を養っているらしかった。

 

少女の手には拾ったものだろうか・・ネスティと棒ジュースと弁当箱が・・・

少女はネスティーや棒ジュースの味を知っていただろうか・・・

 

今日は時間が無かったの帰路についたけど、また時間があったら、彼らの普段の生活や彼らの農業をもっとゆっくり見てみたいと思ってる。

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