引き続き米の収穫中
今日は次の水田の収穫&脱穀だったのだ。
昨日から作業は始まり、脱穀軍団は今朝4時から現地へ向かって脱穀という流れ。
作業は無事終えて、さっき問屋で売却を済ませた所である。
やはりここも悪かった。近所も良くない。全体的に不作とネズミの影響が重なったんじゃないかな?
今回の収穫量
330kg/10a 売却価格 15.8peso/1kg
(前回410/10a 売却価格 13.0peso/1kg)
米の価格が若干上がっているのがせめてもの救いか。
まぁ、一年間のトータルってのが10トン/haに収まるのがうちのパターンなので、二期作の北の水田だと、もしかしたら来期は上がるかな。
絵に描いたようなチスミス
農夫さんセットやブルーシートなどを準備して現地へ向かうと、米の搬出準備は既に整っていた。ここは特にチスミスが多いと言われている所で、日ごろから目立たぬように行動している所。
あの米の周辺に群がるチスミス軍団。
彼らは収穫と全く関係ない住民だ。所謂チスモソ&チスモサである。(根も葉もないうわさをばらまく人の事)
そのチスモス達が全員でこちらを見ている様子が分かる。
彼らがしゃべっているのはロクでもない事ばかり。我々のプライベートな生活の予想、米の収量のこと、そのお金の使い道やお金の運搬方法まで多岐に渡る。
こういう連中が言った事が、人々の間を巡る間にとんでもなく誇張され、時には身の危険を招くほどのトラブルに発展したりするのがこの国である。例えば彼らの知人にが誘拐魔がいたりすれば、たちどころにお金の運搬ルートさえ推測されてしまう。
フィリピンのチスミスの怖さは知っておいたほうが良い。
(超拡大図)
報道されない大洪水に遭遇
今日は野暮用で行きたい場所があったので遠方に出掛けたのである。
この辺はグーグルマップで見ても分かるほどの広大な湿地帯の近くの村である。興味のある方は中西部を探してみるといい。
洪水に見舞われた真っ最中にこの村を通りがかった。多くの家々が二階近くまで水に浸かり、住民が避難している真最中だった。
写真を撮っている間にどんどん水が増えて、道路が浸水してビックリ!
帰れない・・(泣)
洪水になる速度が遅かったので死者までは出ていないと思うが、かなりの規模の水害で、多くの家屋や畑が水没している様子だった。
早く水が引いて普段の生活に戻れるよう祈る。