これは私とかは全く考えないんだけど、旅行者にとって切実な、フィリピンのトイレ問題。
今日は今更ながらフィリピンのトイレの使い方の説明をしようと思う。
まず、座る前に便器を水でサッと流そう。雑菌が気になるようなら石鹸で洗ってもいい。(公衆トイレよりずっと清潔だと思うよ)
そして濡れるのを気にせずに便器に腰掛ける。後で少々衣類が濡れるかもしれないが、常夏のフィリピンでそんな事を気にしてはいけない。後で必ず乾くんだし。
もし水道があるトイレなら座ったと同時に水桶に水をチョロチョロ入れ始める。便の音も消えるし、この音で人が入っている事が分る。鍵の無いトイレはそうしよう。
終わったら手桶に水を汲む。
そして、検便に出てくるキューピーちゃんのような体制をして腰の上から水をたらす。お尻は少し突き出る位が良い。
この時黄門の真下で滴り落ちるように手のひらで流れの方向を調整するなどして水の通り道を作ると良い。
これでまず、大まかな便を流いながす訳だ。
この時雑念は捨てよう。
それから手の平によーく石鹸を泡立てよう。
写真の位置くらいに泡を立てるのが一番いい気がする。
お尻にチョロチョロと水を垂らしながら、あの石鹸の付いた位置くらいで撫でるように洗う。水掛け+洗浄を同時に行なうのがミソ。
最終的に流量を増やしてゆくイメージで。
爪の中に便が入ってしまいそうだが、今までの経験でそれはない。思ったよりも清潔に事は終わる。適切に泡が立っていれば便の付着は殆ど無い。石鹸の作用はエンジンシリンダーの摩擦とオイルの関係みたいな感じだ。
潤滑が正常なら汚物の付着は最小限に食い止める事が出来る訳だ。
私は抜き打ちでトイレから出てくる者の手を調べた事があるが、怪しい物体が付いていた事は一度も無かった・・・
慣れればなんて事は無い。日本でも介護の人とか保母さんなんてしょっちゅう人のウンチ触ってるんだし(昔知り合った保母さんは毎日がウンチとの戦いだと言っていた。現代は知らないが)
ま、アルコールで消毒しとけば完璧だと思う。
この国では自分だけ完璧にしたって無意味だ。街のレストランの従業員も、かわいい女の子も、もしかしたらアナタのパートナーも、みんなみんな「ハンドパワー」で洗っているんだからね。
その人たちが作った手料理を美味しい美味しいって食べている訳だ。
これがどうしても嫌だと言っても避けられない。避けようとすればするほど後になって免疫的なリバウンドが訪れる。
洗礼を受けるのは早ければ早いほうが良いのだ・・
(半分冗談として聞いて下さいw)
今の日本は清潔で結構だが度が過ぎてるね。あんな無菌環境で育てられた子どもは将来どうなってしまうのだろう。
私なんて子どもの時、病院から排出された下水で手洗いしていたくらいなのにw
(これ本当なんだけど、今考えたら無茶苦茶怖い)