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フィリピン人的な「シャイ」という性格/ぶよぶよの木の繁殖力が半端ない

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水田を見ながら悩んでいる。

雨が全く降らなくなって川の水位が下がってしまい、水田に水を入れるのが難しくなった。
上流にでも雨が降れば水位が上がるのだが、その兆候も無い・・・

 

この水田、手前と向こうで色が違うでしょ?

手前は水が供給できて籾まきが終わったんだけど、その一歩向こうは出来なかった水田。このままじゃ半分しか収穫できないので当然赤字になるし歩合を得る農夫さんも困るだろう。

でも、おかしいよね?
ほぼ同じ高さの水田で、しかも水田から水田の距離は僅か30cm。スコップ一本でどうにでもならない?

実は、手前と向こうは、水田を管理する農夫さんが違うのだ。

籾まきが出来なかった農夫さんの言い分は、手前の農夫さんに遠慮してしまって貰い水の要求が出来なかったんだと。

 

この「遠慮する行為」は、こっちの言葉で、「シャイ」と表現される。向こう側の農夫さんは「シャイ」な性格な為、手前の農夫さんにたった一言のお願いが出来なかったのである。

 

結局、今回は手前の農夫さんに仲介して、水を貰う交渉をして、ここだけ時間差が出るから、後日田植えをしなければいけなくなったんだけど、なんとも児童のやりとりを仲介しているような気分である。

他所の水田と農園の水田の話し合いじゃない。
同じ水田内の話だからね。

 

水田を一人に纏めれば問題は解決するように思えるが、農夫さんたちも生活が掛かっているので簡単には変更できない。

今回は我々が山にいて留守をしていてこうなった訳だけど、基本的に現場を見てなければ日常茶飯事で起こる問題ではある。まぁ、日本もフィリピンも現場を見なきゃ駄目なのは一緒だけど。

 

日頃からよく聞く言葉だけど、この「シャイ」って言葉はホント曲者。

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山の草刈の続き

「ぶよぶよ」の木に悩まされている。本名は知らない。

この木の繁殖力が並じゃないのだ。

1、2年草刈をしなかっただけでジャングル並に繁殖する。
切った所から四方八方に伸びる様子は、まるでプラナリア並みの生命力。

熱帯雨林の問題なんて、この木を植えておけば解決するんじゃないかと思うくらいよく増える。でも、木材としての価値は低く、もろくて虫に食われやすい性質があるので、あえて植えようとする者はいないと思われる。

 

 

ぶよぶよを刈り続けていると、隠し畑が現れた!

また誰かが勝手に畑作ってるw

 

そこまで草刈ってるんだから、もうちょっとこっちまで刈ってくれれば、米1俵にのし紙付けて差し上げたいくらいなのに、そういう気の利かなさはフィリピンだと思う(笑)

 

これも「シャイ」だから出来ないのかもしれない。

 

以前勝手に住み着いていた人の家を通りがかると、草ボーボーの廃屋に変化していた。

いつのまにか住み着いていたが、我々が頻繁に草刈をするようになってから勝手に出て行ったのだ。(この前風通しを良くした住民とはまた別なのだ・・・)

でも、前来た時には少なくとも周辺だけは綺麗だったから、問題を起こさない人なら住んでくれても全然構わない。

彼らが出て行ったのは、良い「シャイ」の持ち主だったからかもしれない。

 

 

そうそう、草刈しやすいようにスポーツシューズを買ったのだ。

でも最初は履くんだけど、足が痛いって脱いじゃうんだ。
大き目のサイズを合わせて買ったんだけどそれでも合わなかったみたい。

実は、裸足で育った子ってのはつま先が広がってるから物凄い靴ズレを起こすのだ。例えば日本のOLとかだと細い靴を履き続けるから先が窄んでいるよね?

 

あの逆なのだ。

 

靴を履かせられるのは迷惑だったかもしれないね。

 

 

今日のご飯

昼は小夜手の炒め物ときゅうりのサラダ。

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Self-sufficient-Philippines
フィリピン農園だより
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