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ミンダナオの漁村の風景 / 農園へwifiアンテナ増設 / ノネコ日記

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これが漁村でのwifiアンテナ

近くにこういう立派なアンテナがあるので信号は強いのだが、LTEではないみたいだ。速度は二十年前の日本レベル。

今日も子どもが無料の魚を求めて集まってる。

私も貧しさを装って並んでいたが1kg100ペソ取られてしまった。

当たり前か・・・ってか、善意に乗っかって乞食みたいな真似はもうよそう・・自分より貧しい人は沢山いるのだ・・・

なんて思っていたら近所の人が無料でカニをくれた。

以前はアレルギーでカニとエビが喰えなかったが、最近は少なくともカニは食えるようになった。海老に関しては美味そうなエビなら痒みを我慢してでも強引に食う。

カニで思い出したが二十歳位の時に知人の家でカブトガニ食わされそうになった事がある。訪問を歓迎されてそいつの家に入ったら食卓の上に茹でたてのカブトガニが置いてあってビビッた。

見た目は無茶苦茶やばそうで臭いも怪しい、今から食中毒出しますよ~って感じの風合いである。

私は丁重にお断りして食べなかったのだが、そこの人たちは蟹のように分解してグロテスクな卵を取り出してムシャムシャ喰ってた・・・

 

そして翌日病院行ったみたいだ。

 

家が簡易だと修理も簡単なようで瞬く間に復興した。

家に金が掛かっていないから失う財産が最初からない・・・だからあくせく働く必要も無い・・・って感じだ。

さて、期限が来たので農園へ戻ろう・・・

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こちらは農園

先日途中までしかかっていたwifiアンテナの仕上げだが、最終的に15メートルもの長さの鉄パイプを自立出来た。これは奇跡。

長~い鉄パイプはまるでマグロを釣り上げた時の釣り竿みたいに大きくしなり、とても垂直に立てるのは無理っぽかったが数人の農夫さんと私でよってたかって奇跡的に自立させた。

材料や手順を少し書いておこうと思う。真似する人はいないと思うがこの長さまでなら何とかなるという何かの参考にはなるかもしれん。

材料は20フィート(6メートル)の井戸用の鉄管3本、40ミリ、32ミリ、23ミリ。あっても無くても良いがあった方が良いものとして50ミリ以上の鉄パイプ。私は以前井戸を掘った時の60ミリがあったので、それを基礎に入れた。

それとボルトやナット類。針金。

 

とりあえず、前座として各鉄管を釣り竿の様に繋いで持ち上げてみると中間の強度が足りなさそう・・・そこで中間だけ1メートルカット。

各パイプを1メートルづつ差し込んだので、下から6メートル+4メートル+5メートルで全長は15メートルになった。

 

つなぎ目にドリルで穴をあけてボルト止め。
一か所のつなぎ目に3箇所程度ボルト留めしてきつく締めて錆止めを塗る。

そしてワイヤーを付ける位置を二箇所決めて、マスト止めを付ける。私は適当な鉄材を溶接したが、ネジでホースを締めるリングみたいな輪っかでも代用できるだろう。それを4分の1と間ん中くらいに付けて針金を垂らす。

フィリピンのパイプは肉厚が薄いので溶接は慎重にしないとすぐに破れたり後でポキッといく。要注意だ。

それから早速、人を呼んだ。

当初頭の中では基礎のパイプの切り欠きにパイプを置き、そこを支点にして針金を引っ張ってびゅーんと持ち上げる気でいたが、そんな甘いものではなかった。

パイプ自体の重みと針金の重み、そして頂点に付く僅か数百グラムのアンテナが鉛の様にのしかかり、鉄のパイプがまるでマグロでも釣り上げた釣り竿みたいに曲がって言う事を聞かない。

針金を引っ張って上げようと考えていたが甘い考えだった・・・直線のパイプならともかく「つ」の字にたわんだパイプを針金で引っ張れる訳がないのだった・・・

 

結局どうやったかというとこうした。

数人の農夫さんが応援団が旗を持つような体制で耐えていた。

無理そうなので諦めて下そうとしたところ、誰かが長い竹竿を持って来て「つ」の字になったパイプの先を押し上げ始めたのだ。

「こんなんで上がる訳ネーだろ」・・と思っていたら斜め50度くらいまで上がった時点で応援団の超人的な怪力が炸裂。

あれよあれよという間に直立したという。

一度立ってしまうと、針金無しでも自立するほど安定しており(謎)後で針金の調整のために一方の針金を遊ばせてしまっても倒れる事はなかった・・・

一般的にはどうするだろうか。足場を組むか、高い場所から
引っぱって立てるか。その辺の樹木の下に支点を置いて木の上に
登った人が引き上げて下の人がバランス保ちながら設置点まで
トコトコ歩いてゆくか。

ポールを直立させる方法としてコメント欄で教えて頂いた方法に面白いものがあった。ヨットのマストに使われている方法らしくポールの頂点から下まで針金で三角錐を作ってたわみを無くすのだ。

予算もなく出来るので実行は簡単そうだったが、この時点で現物が完成しており仮に失敗したらこの第二案で行う予定でいた。

興味のある方は「マストスプレッダー」で画像検索掛けて見て頂きたい。目から鱗というか、私は頭が悪すぎて思いもつかなかったが理にかなった構造だ。

さて、肝心のwifiの受信状況だがハッキリ言って回線速度は変わらない。だがいきなり切れる事が少なくなった。

以前は信号が不安定で1~5をウロウロしていたが、今は3でずっと静止している。

回線速度は以前のままだが、とりあえずいきなり途絶える回数が減ったのでよしとする。

ガスも水道も無いが、電気とネットがある。贅沢な話だ。

 

■動画【ノネコ日記】喉に肉を詰まらせて苦しそうに歩くオレンジ猫

もう、この猫は要介護ですね。
漁村から帰って来るとこういう状態だったのです。
話によると数日間挙動がおかしかったそうです。

あの肉をどうやって入手して食べたのかは謎ですが、普段人間しか口にできない上質な骨のない肉でした・・・

 

■寝床から見える墓場のローソク

墓参りが終わったタイミングで帰って来た。
人が多いと何かと面倒なんで丁度良かった。

深夜に寝床からローソクが見えるなんて不気味だけど、海外の幽霊ってカボチャなんでしょ?

そんなの全然怖くないよね。

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Mindanao-Tourism
フィリピン農園だより
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