落ちてくる蛇を振り払い、まとわり付く薮蚊と戦いながら、我がき探検隊はジャングルの奥地に進んでいったのだった・・・
「隊長!何かがあります!!!!」
こ、これは、岩盤をくり抜いて何か作ってあるぞ!
太古の人類が築いた遺跡であろうか!?それとも地球外生命体が作った造形物か!?
更にこんな物が!
遺跡のすぐそばには、人工的に加工された様にも見える苔むした石板が・・・
これは異星人のメッセージか何かか。
更に進むと・・・
デタ!竹槍を持った異星人!!
いや、違った。眼鏡を掛けてよく見たらバトンを持った現地人の間違いだった・・・
岩盤に掘られた穴は、山岳地帯に住む移住者達が物心付いたときには既にあったらしい。こういった自然の露岩を彫るような細工は日本じゃ頻繁に見掛けるけど、ミンダナオの山奥で見掛けると何だか不思議な感じがする。探せば意外とあちこちにあるのかもしれないが。
さぁ頑張って今日のおかずを確保しよう。
草は手で毟る
除草剤を撒くと誤って木を枯らしてしまうかもしれない。
一本一本手で抜こう。
今日の昼食は塩辛いスープ
おたま一杯くらい塩使ってる・・・とても食べられない・・
一人贅沢して申し訳ないが、12ペソのカンズメを頂く。
そしてひたすら又毟る・・