きのこが大量に生えるひつみの場所がどこかにあると以前から噂だけは聞いていたのだが、情報が謎に包まれていて今までレポートが出来ずにいた。
(以前行ったところは本当のキノコの里ではない)
きのこの生える場所は一子相伝で子どもにも教えぬものだから口の軽いフィリピン人でも容易に人には教えたりしないのだ(ホンマか)
いや、日本のきのこ山も似たようなものだ。誰かに教えてしまったら乱獲されるので基本的に人には教えない。
しかし我がいんちき探検隊はついに発見した。
槍を持つ太った現地人が藪の中へ入ってゆく様子を見た我々は追跡を試みたのである・・・
しばらく行くと怪しげな小屋が!!
小屋の前のテーブルにはついさっきまできのこを触っていたと思われる形跡が!
ここがきのこの里に間違いない!!
周りを見渡すと・・・
おぉ、なんという数のきのこだ!
何十種類ものきのこがまるでお花畑の様に咲き乱れていた。これは凄い!!
ふと見ると現地人とおぼしき農婦さんたちがキノコ狩りに勤しんでいた。
と、そこにいたのは、何時かどこかで見た女!
この子がこのキノコ農園の元締めの娘だった・・・
キノコの卸価格は今時期だとキロ60ペソで売れるらしい。小売店はこれを100ペソで売るらしい・・・
彼女達が今日収穫したキノコはなんと午前中だけで48kg!!
昨日収穫したのは84kg!!
(米袋を抱えた買い付け人が現金を払っていたので間違いない)
84×60=5040ペソ!?
5040÷3人=1680ペソ
彼女らの日当は1680ペソぉ!!!!(爆)
どうりでこの娘さんは以前から付き合いが悪かったはずだ。
そういう秘密を持っていたのか・・・
この付き合いの悪い女性の父親が、昔この楽園を発見したのだとか・・
一子相伝のきのこの里。
今度からきのこを買う必要が無くなりそうだ。