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ミンダナオ島西海岸、魚介類豊富なビーチ探索、パート5最終回

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さて翌日。

覚めたばかりの眠い目をゴシゴシ擦り、昨晩大量の蚊に刺されまくった皮膚をボリボリ引っ掻きながら表へ出ると、突然吉報が届いたのだった。

とある漁師の家でカツオが上がったと!

 

ナヌ!カツヲだと!

おぉ、ここで会ったが100年目。この場を逃せば何者かに大事なカツヲを横取りされてしまうかもしれんって事で、飛脚に馬を引かせて漁師の家まで走ってきた。

そこに行くと・・

なんと!漁師が今採れたばかりの鮮血したたる美しいカツヲを切っているではないか!

お願いします!漁師様!そのカツヲを分けてください~!!と悲し気な眼差しで漁師様に訴えると・・

「よろしい、持って行くがよい」と・・

おぉ神!

これでやっと食べられる。魚らしい魚・・・

 

お腹の内臓と卵巣は漁師が取り、身の半分を近所の人が、そして中骨を含んだ価値ある半分を私達に分けてくださった。

お、御代はいかが致しましょう?敬愛なる漁師様と聞くと・・一言「米は無いか?」と言われたのだった・・・えっ米??

分かりました米は売るほどあるので直ぐに持って参ります!私はすぐさま車の中から常備品の10kgの米を降ろして持って来た。ちょっと多いけどまぁいいや(車の中にはいつでもどこでも米がある)

 

そこでビービー泣いてる子どもに飴玉でも買ってあげて・・

 

 

漁師様は満面の笑みで、ニコッと・・・

それからホームステイ先に持ち帰ったカツをを眺めながら、意味も無くハンカチを握り締め、カツヲをゲットできた喜びを噛み締めたのだった・・・

 

ジェンサン辺りの市場へ行けば3分で手に入る物なのだが、えらい苦労したなぁ・・・まぁ、その分有難く喰えるってこった。この有難味は苦労しなきゃ理解できない。

海の神と仙人に感謝しながら喰おう。

 

さて、カツヲはさっと焼いてタタキにするのが一番美味しいんだろうが、周りに燃やすものがゴミくらいしかない無い現状。炭で焼くと遠赤外線効果で芯まで火が通るのでタタキにならないしなぁ・・

地元民に任せると生臭いスープを作ってしまうので安心して任せられない。

(ワサビもしょうがも無いけど、まぁしょうがない・・)

 

よし、40ペソの包丁で私が切る!

いい加減だけど出来た。

残り半分と貴重な御頭は農家の中の人の為に貢ごう。

好きなだけ塩でも何でも入れて、煮るなり焼くなりしてください。

はぁ~旨かった・・日本の鮮魚コーナーで売ってるカツヲと寸分も変わらないが、この最果ての村で喰えた事に意義がある。

 

これで目的は達成した感じ!?

妙に清々しい気分だ。無理して来て良かった!?

 

最後はビーチで泳いで帰ろう。

しっかし愛嬌の無いビーチ(爆)

 

普通、南国のビーチっていうと青い空と白い砂浜と、輝くサンゴがあって、若いお姉ちゃんとかが歩いてるでしょう。

しかし、ここの砂浜は、灰色の砂浜に玉砂利がぎっしり(まぁこれはこれで美しい気はする)

ビーチなのに基本的に遊泳客はゼロ。

体を洗ったりウン子している子どもはいるんだけどね。(海沿いの家ってのは浜にウン子をする決まりになってる)

 

 

でも、今日は訪問先のお嬢さんがお友達を連れて来てくれたおかげで、灰色のビーチにちょっぴり華が咲いて嬉しかった。

こーやって跳ねたりすれば私のブログも華やかになりそうだし。

華麗にシンクロナイトスイミングを披露する本場モンの海女さんは凄すぎるし。

 

カツヲも喰えたし今日は大満足。

 

さぁ、夜はトランプ大会だ。

我々を歓迎してくれた農家への感謝のしるしとしてトランプ大会で絞めよう。財布の底が尽くまで負けようじゃないの!(中身入ってないけどw)

翌日、我々はまだ日の昇らないうちに農家を出た。

無事に自宅へたどり着ければブログに書くつもり。無事じゃなければ遺書に書くつもり。

 

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