世の中の状況を全く知らずに畑で過ごし、ひさしぶり?にネットを見たら、物凄い規模の台風がフィリピン中部に直撃したとの情報が・・・
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに被災された方々のお見舞いを申し上げます・・
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■河川(護岸工事の始まり)
さて、役者は揃ったので護岸工事に取り掛かりましょうって事で、人扶出しのドライバーになってきた。
もう、そのまんま人扶出しよ。 朝暗いうちに、スコップ担いだその日暮らしの農夫さんを乗せて現場に行くんだから。
まぁ本職と違うところは、私自身も手伝わなきゃならんくらい貧乏工事って事。
はぁ足腰が痛い・・誰かタダで腰を揉んでくれぇ・・・(金取るからなぁ・・)
ここが崩壊現場・・
目の前で見ると、崩落のあまりの巨大さに唖然・・・
対岸からちょっと見た位ではわからなかった・・
一応、事前に人にメジャーで測って貰ったのだが、余りにも巨大な数字を言うので、「嘘ばっか、そんなのデカイ訳ない!」と思わず言ったのだが、その人の計測は正しかった。
もう、ちょっとやそっとの針金じゃ足りやしない・・ってか、個人では正直手に負えないレベル・・でも始めるしかない・・・
3日目にここまで何とか・・・凄い体積の石でしょう?これ全部人間で集めたのです。
通常の倍の体積のボックスに作り直したのに、全然体積の足しにならなかった。しかしこれを何段も作るのは金銭的に不可能だし、竹とかの自然素材で作るとしても、今度はその分の石が見つからないだろう・・・
今日の賄いはジャックフルーツと豆と豚の煮物
味見をしてみる・・う~む。
でも現地の人が美味しいと思っているのだったらそれでいい。
今日の私の農夫食はカレーライス(もどき)
うー予算上全部脂身(爆)
でも美味しかった。念じれば何でもおいしい。
最終日の前日・・・
石を運ぶカラバウがハーハー言い始めた・・・
カラバウが死んだら3万ペソの損失・・
中止!中止!
とりあえず、一番崩れやすい下部は止めたが、完全修復は無理そう。椰子5、6本の倒壊は覚悟した。仮に直しても元が取れない。やるだけ無駄・・・
これは最終日、一応完成写真。
農園の庭には木々を模る程大量のホタルが生息する
肉眼では全くの暗闇。空が光って見えるが、あれは太陽ではなく天体そのものの光で星明りか月明かり。車の屋根に固定して無理やりホタルを撮ってみた。
風流な懐中電灯を作りましょう
手製の懐中電灯
夜になると手製の懐中電灯を持った子ども達が家路へと急ぐ・・・
山火事にならないよう祈るばかりだ(爆)