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フィリピンスタイルの苗床の準備、苗をまとめる農婦さんたち

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今回は予定より早めに田植えが始まりそうだ。前回はかなり間が開いたが、今回は稲刈りして直ぐに田植えだ。

田植えの予定は役所が決める水路の放水予定が元になっているのだが、どういう基準でそのパターンを決めているのかは謎。

どっちにしても今回はうちにとっては好タイミングだった。南の水田の稲を北の水田でまとめて作ることができたからである。

南のエリアでは、苗床を作る習慣のある農夫さんが少なく、(もみ撒きが殆ど)要領よく苗が作れないのである。今から出てくる写真がそうだが、苗で植えようと思えば、通常の作業にプラスして一段階多くの手間が必要になる。

南で手植えをしようと思えば、北のエリアで苗を分けてくれる農家を探すか、北の農園的スケジュールで南の苗も一緒に作ってしまうのが手っ取り早くていい。
南では品種云々はあまり考えていない。とりあえず穫れればいい。

北は主にイロカノ、モスレム族が、南はイロンゴ族が保有する水田が多い。なぜ、イロンゴ圏に手撒きが多いのかは謎だ。文化的な違いなのかもしれない。

 

そんな訳で、南で手植えをする農家は非常に少ないので、うちが夜中に南の水田まで苗を持ち込み翌日には田植えを済ませる驚異のマジックを見せる事にする。翌日に水田を見た近所の農家の人々は腰を抜かすだろう。

こちらは北の水田。
稲を束ねるのは大変な作業だがモスレムの人には人気がある。

 

足がぬるぬる滑って構図が定まらない。
水しぶきは容赦なくカメラに襲い掛かる。(弧を描いた泥水が飛んでくる瞬間が見えるだろうか?)

 

間近で撮ろうとして田んぼに入り、カメラと共に水没した事は何度もある。

 

纏めた稲は華麗に振り回して泥を切る。

 

辺りが暗くなり始めた。

 

私の仕事が始まります。

 

今日のごはんは1ペソパン。まぁこういう日もタマにはある。

 

苗の引っ越し先の水田に到着。もうすっかり闇夜。

現地の農夫さんが提灯アンコウみたいな投光器を持っていてくれて助かった。基本的にこういう物は私が用意するもんだと思っていたから・・

 

さて、これから何時間か寝て朝の3時にもう一回さっきの水田まで行きます。
一回で積みきれなかった・・・

それが終わったら、その足で人扶出しの運転手に転向して、農園の河川工事に農夫さんを派遣、大変だぁ・・

 

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フィリピン農園だより
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