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フィリピンにおける輸入中古車(トラック)の故障リスク

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先日遠方に出る途中でボンネットから凄い音がするので停めてみたら、ヒーターのホースに穴が開いて(ラジエターホースと同じようなもの)不凍液がすごい勢いで飛び出て蒸気を放っていた・・・(号泣)

「水!!みずをくれー!!」と叫んだが、今日も水は無かった。 先日泥沼に嵌った後にさっさと飲料水用の水の缶を積んでおけば良かったのだが、あの後荷台を掃除してて錆が気になり始めたので荷台にペンキを塗って乾かしながら乗っていたのである・・・(非常にタイミングが悪い)

 

水を貰える場所を探したが、まだ朝の5時なので店が開いてない。しかし一刻も早く水を入れる必要があるので目の前のサリサリの扉を叩いて親切なお婆さんから水を貰った・・・
(フィリピンはこういう融通が利くのでいい、日本なら110呼ばれるかも)

水を入れるとホースの穴からとめどなく水が溢れでる(号泣)

穴を修理しないと走れない状態だがそう都合よく修理工場などある訳ない。

とりあえず応急処置を試みようと何か役に立つものはないか工具箱の中を探したらゴムチューブの切れ端があったので、それをハサミで切って患部に撒く事にした・・・

しばらく休ませ、ドキドキしながらエンジンを掛けると無事に掛かってくれた (ふぅ・・)ディーゼルはオーバーヒートに強いな。これが軽トラなら一発終了だろう・・・

意外とゴムの補強は威力があり、その後100km走ってもなんとも無かった。
(この方法はブレーキホースへも応用できる)

それから自宅へ帰る途中、修理屋を見掛けたので寄ってみた。

応急的な処置はしてあり自宅まで余裕で持ちそうだったので、持ってかえって自分で修理するつもりだったが、自分で修理する上で聞きたい質問があったので寄ったのだ・・・・

今回穴の開いた場所はヒーターの配管だが、常夏のフィリピンでヒーターなんて不要。

だったらそのまま配管ごと除去して直結してしまえば修理も要らないし、同じ故障の予防にもなると思って除去して問題ないか整備士に聞こうと思ったのだ。(フィリピンの整備士なら除去した経験があるんじゃないかと)

でも質問だけしようとしたのは甘かった・・・

修理屋のおじさんはこちらの質問を全く聞かず車の下に潜ってしまい、ホースを分解し始めて店の奥からガス溶接を引っ張り出してきて溶接を始めてしまったのだ・・・

うわ・・直っちゃう・・

 

まぁ仕方ないか・・

ホースの直結は次回の故障までお預けだ・・・

修理が終わりエンジンを掛けけてテストが終わり修理代金の支払いだ。

当初、私はボッタくられるんじゃないかと思ってた。初めての修理工場でしかも値段交渉もなく、私が外人だと分かってる・・・

おまけにガス溶接機使ってるし、入庫したのが夕方5時過ぎてたし残業代込みで最低で千ペソだな・・・とか思いながら恐る恐る値段を聞くと・・

「100ペソだよ」

「ま、まじっすか!!??  たったの100ペソ!?」

神!

修理してくれたのはそこのオーナーだったが、今度通りすがりにチョコレートでもあげようと思っている。

ある所にはあるんだ・・・良心的な修理工場が。

(フィリピン的修理だから同じ場所がまた壊れるだろうがそれは仕方ない)

 

輸入中古トラックへの締め付けがMAX

中古輸入車の摘発が一層厳しくなってきた。政府としてそういう方向性なんじゃないかな。

色々と私達なりに検問対策をして来たが、日々増え続ける検問に対応が追い付かない。
停められる度に「あの人と知り合いですから許してください」とか命乞いするのも情けない。
こういう方法も諸刃の剣、副作用で変なトモダチばかりが増えてゆくし・・・

係員がコロコロ変わるのが一番困る。以前捕まった同じ場所で今度は転勤してきた新顔の係官に停められる。延々同じ問答を繰り返す・・・

 

動画

【自衛隊73式大型トラック救出編】フィリピンミンダナオ悪路観光ツアー

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フィリピン農園だより
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