搾油機を作って油を自給しましょう
これをみてくれ~
修理屋のオヤジを儲けさせたからいいもの貰った。
大型トラックのシリンダーだよ。
実は、以前から搾油機を作ろうと思っていたが、私の空想上の搾油機を構成する部品のよい物が見つからなかった。
車屋ならなにかあるんじゃないかと、勝手に倉庫を徘徊していたら、実にいい形の物体があったので、恵んでくれと訴えた。
(あとで中古部品屋で見たら一個2500ペソもするものだった)
前回私のトラックの修理で儲けたんだから車屋も金くれとは言えないよね。いやー、ずーっと欲しかった形のものが、こんな身近で無料で手に入るなんて、飛び上がるほど嬉しかったよ。こういう形の物が見つからなければ、消火器とか、ボンベとかを輪切りにしてシリンダーにしようと思っていたからね。
搾油機のしくみ
私が作ろうと思っている搾油機の構造だが、注射器を縦にした形だと思ってくれたらいい。注射器の中に椰子の実を入れ、圧力を掛けて押すってイメージ。端からオイルが出てくる!?だろう。多分。
その注射器の筒の部分がこのシリンダーになる。ピストン部分は溶接で適当に作ってH鋼か何かに固定させ、素材を入れたシリンダーの方を20トンジャッキでプレスするわけ。
きっと滴り落ちる新鮮な油。
噂ではパーム果実のオイル分は4、50%とも言われているので、単純に1kgから4、500グラムもの油が取れることになる!?(ホンマかいな) 1kgの果実から仮に200グラムでも絞れたら上等。残りカスは燃料としても使えるし。
なんと言っても生産者だから、絞りロスとか全く気にならない。
混合食用油の現地価格は、貧乏家向け45ペソ/1kgくらい、パーム油をデパートで買うと100ペソ/1kg以上。結構高い。そんな高価な油の元を小作(我々)の生産者は僅か数ペソで叩かれている訳だが・・・・
もし、売るほど絞れたらどうしようかな・・・
(手作業なので無理です)