少し時間があったので、久しぶりに溶接に挑むことにした。1年に一回くらいは溶接しないと感覚が分からなくなってしまうからね。
溶接から発せられる光ってのは、大量の紫外線を含んでて、そのまま直視すると目玉を焼いてしまう危険なもの。その為、顔面を防御するプロテクターを使うのだけど、そのプロテクターの使い方にコツがいる。
プロテクターは非常に濃いサングラスの様な物で、そのままでは真っ暗で素材を見る事はできない。従って、まず裸眼で素材を見てから、光を発し始めた瞬間にプロテクターを顔にかざし防御をする。
その防御のタイミングが悪いと紫外線が目玉に照射されてしまう訳だが、素人なモンで避けるコツを思い出せず、大量の紫外線を裸眼に浴びてしまったのだった。
今日は何回至近距離で目玉に直光線受けただろうか・・・
夕方ごろには既にチクチクし始めた・・
こりゃ、やべ~ぞ~~
日焼けと同じで時間がたってから症状が禿しくなるのだ・・・
みんなに止めとけ!止めとけ!って言われながら、やってしまったので泣き言を言えない。痛くない振りをしながら冷蔵庫でタオルを冷やそうとしたら、既に冷やしたジャガイモが
スタンバイしてあった(目を冷やす民間療法)
(溶接作業は農夫さんの登竜門で、数々の農夫さんが目を焼くので対処も慣れてる)
ありがたい、目の上に乗せて冷やそう。つーか、何か医学的な意味あるの(爆)と、思いながらジャガイモを目に乗せてハンモックに横になったのだった・・・
それから翌日、案の定目玉がごろごろして真っ赤々・・・
目ぇ~目が開けられない。だ、誰か助けて~
山の開拓編
という訳で、いきなり山の畑に旅立つ。
まぶたをを突っかえ棒で支えて、ロート製薬の目薬を突き刺しながら行って来る。
今回の作業は、草原の除草と、絶望的なコーヒーの様子見と、入居者の居ない山小屋の補修と、もし時間があれば、来る者を拒む竹やぶの清掃も済ませたい。
とりあえず、物資は用意した。
あとはガソリン入れて悪魔の悪路と運命を共にするだけだ。
しかし、最近の道路は前ほどのアドベンチャー的な醍醐味は無いね。アロヨさんから秋野さんに替わってしばらくしてから道路の管理が良くなったのだ。彼の公約は幾らか守られている。
舗装された訳じゃ無いんだけど、ちょこちょこ重機で馴らしてるので、前みたいに馬鹿みたいに穴が開いてるような事は無くなったんだよ。前は酷かったからねぇ・・
昔に比べるとあっけ無いほど簡単に往復できるよ。2輪駆動なのに。
予定は一週間だ。精神的な臨界点に達したら自家用ヘリで直ぐに帰ってくる。
それでは小夜奈良