免許の更新に行ってきた
噂で運転免許が定住者ビザ限定になるみたいな事を聞いていたので、もしかしたら更新になんらかの影響があるのではないかと心配したが、意外とあっけなく終わってホッとした。
いつからこうなったのか知らないが、更新の手続きはペーパレス化して極端に簡素化されていた。
今まで必ず書かなくてはならなかった面倒な書類は一切必要なく、お金を払って最後にサインをするだけでOKなのだった。
日本人のビザがどうたらとかの審査が入る余地もなかった。
日本人の感覚だと免許証というものは永続的に使えるものではない。交通法規を守らなければ即座に奪われてしまうし失効すれば終わりだし老人になって不適格だと判断されれば返納させられる恐れだってある。
しかしフィリピンでは幾ら違反をしようが酒を飲んで運転しようがはく奪されるようなことは基本的にないのだ。多分失効もないと思う。
一度取得してしまえば無敵の身分証である。
更新の流れとしてはこう。
陸運局に併設されている診療所でメディカルチェックをして貰う。内容は先生の形式的な問診で正直いい加減だ。
(私の行き付けの陸運局は付属の診療所がないので役場の担当窓口まで行って手続きする。普通は大体近くにある。)
問診がすんだら検査料を50ペソ払って領収書を貰い、先に貰った問診票と領収書と免許証を陸運局の受付に差し出し出して名前が呼ばれるのを待つ。
名前を呼ばれたら写真撮影をして料金653ペソを払ってもう一度呼ばれるまで待つ。
呼ばれたら領収書と仮の免許証を受け取って終了だ。(これは地域やタイミングで差があり、そのまま発行してくれる事もあれば何か月も待たされる事もある)
時間にして問診から受け取りまで1時間半くらいだ。
更新に関してはほぼ現地語は必要なく名前を呼ばれたら受付に行くだけだ。
ただ、日本名の名前を複数回に渡ってアナウンスされるインパクトは相当なもので、待合室にいる現地人の視線を容赦なく浴びる。
マスクやサングラスが必要かもしれん・・
初回の免許取得に関しては要件が厳しくなった可能性があり今までどおり外国人が受験できるかどうかは分からない。
■カエルを骨にするヒアリ【火蟻】
カエルが骨になるまで一日半くらいです。分解速度が速いので腐敗しませんでした。
早送り再生しております。
先日、鶏が沢山死にましたが、基本土壌にあるものは綺麗に蟻が片付けてくれますので臭いは気になりません。
しかし、蟻の手のつかない様な場所に放置された死骸は分解速度が遅くなるので時期に異臭を放ち始めます。
先日、何か異次元の香りが漂ってくるので一体何の臭いだろう!?と悩んでいましたが原因が特定できません。食事時も寝る時も臭いが鼻に突き気になって仕方がありません。
翌日、農具を取ろうと50メートル離れた納屋に行ったらわかりました。
なんと、あの仕事をしないグータラ犬が死んだ鶏をどこからか拾ってきて納屋の肥料の一番上に隠していたのです・・・
高濃度の化学肥料に守られて蟻が寄り付かず腐乱が進んだんものと思われます。
通常、土壌の上で死ねば腐乱臭がする前に蟻が食べますので我々が臭いで悩むような事は殆どないのです。
しかし、セメントの上だとか、納屋の肥料の上だとか蟻や微生物の及びにくい所にある死骸は分解が遅れて蛆が涌き、時期に恐ろしい臭いを発し始めます。
意外だと思うでしょうが、今まであれだけ沢山の動物が死んでいる現状で臭いに悩んだことは殆どなかったです。
当地には風葬っぽい埋葬をする地域がありますが、臭いが気になるという話を聞いた事はありません。きっと土壌ならこんな風に分解されてゆくのだと思います。
散々悪者扱いされている蟻ですが、自然の中では立派に役割を果たしているという事です。