今から溶接機と種籾を運ぶところ。
フィリピン的に機械物はよく壊れるので、水田の脇で修理しながら作業を行なうのが手っ取り早い。
以前はわざわざ拠点へ持ち帰って修理していたが、つい最近になって水田脇に電気が来たので溶接機を持ち込めるようになった。
通りすがりの水田群・・・
この前まで豆を植えていた水田には耕運機が入っていたマメは全て無駄(水路の開放スケジュールがあるので豆が終ってからとはいかない)
さて、農機具の修理を始めるよ!
と思って溶接機を繋いだら停電で動かない(爆)
今日の飯
骨と内臓とか皮、若干の肉、関節部分を煮込んだもの。
これがうまい。
飯の匂いが漂い始めるとお腹を空かせた少数民族の子ども達が木陰からこっちをみていた・・
飴玉どうぞ
おかずとご飯は子どもに供給しました・・・
珍しいフィリピンの植林
この前行ったアグサン州・・・
周りに海の無いド田舎の州らしく材木を山積みにしたトラックがあちこち走り回っている訳よ。
「どーせ違法伐採だろう」と思いながら走り行くトラックを見ていた訳だ。
ちょっと見難いけど、こんな感じのトラックが町中走り回っている。
アグサン州のあちこちの道端ではこーゆー苗を売っているわけ。
マルンガイっぽいのでマルンガイかな~・・とか、オジギソウにも似てる気がするなー・・・(そりゃない)
道沿いに露天の様に苗屋さんが軒を連ねている訳。
これは私の地元じゃ見かけない。見た事無い。
「これ何の苗ですか?」ってホームステイ先の人に聞いてみたんだよ。
そしたら、なんと山に植林する材木の苗木で○○○というんだそうだ。
(○○○・・・なんの木だったかなぁ(爆) 名前を忘れてしまったぁ。名前が分からないのにネタにするなよな )
マ、マジか・・・フィリピンも植林してるところがあったのか。フィリピンって国で植林のような忍耐ビジネスが成り立つのか・・・
植えてから出荷まで最短でも5年掛かるそうだが、案外短い気も?
卸価格とかの詳細は時間がなさ過ぎて調べられなかったが、大よその出荷価格は5年物だと大型トラック一杯で十数万ペソ・・・10年物だと何十万ペソのレベルだと聞いた。
(肝心のどの位の面積でトラック一杯なのかが分かってない)
材木は高い、ミンダナオじゅうが禿山なんだから、もっと広がればいいと思う。何故アグサン州だけなんだろう・・
私のいる州で植林なんて聞いた事がない。行政がシステム化してくれれば喜んで山の空き地に植えるのに。
5年間が長いか短いかは別にして、ほったらかし?できっと肥料なんかも要らないだろう。切って盗む人もいないだろうし管理面は楽っぽい。
ミンダナオの山々って一面禿山だ。片っ端から植えちゃえばいいのに。
※木の電柱が普及していた時代は「電柱の木」の植林が流行っていたらしい。実際当方の山の農園は昔電柱の木を植林していたらしく、電柱の木が残っている。
しかし電柱がセメント化した現代は「電柱の木」としての需要は無く、ただの材木として以上の値段では売れず買いたたかれる。
その為、あちこちに電柱の木が手つかずで残っている。
植えた人は何十万ペソを見込んで十何年先未来を夢見たんだろうけどね。スパンの長いビジネスは先の需要がを読むのが難しいね。