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トラック故障/護岸工事の準備/石を入れる蛇籠作成

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もう、車がだめだぁ~

エンジンが駄目!
この前のあれ、冷却水が即効で減る症状で車屋に持ち込みガスケットを替えてもらって何となく直ったように見えたが、2千キロ持たなかった・・・

再び10キロほど走っただけで冷却水が無くなると言う現象に悩まされる。

ラジエターキャップを開けてエンジンを掛けると凄い勢いで泡を吹くんだ・・一緒の箇所に間違いはないんだけど、私にエンジンをばらすスキルは無いので、再び修理屋に持ち込むしかなかった・・・

しかし、この前の修理屋はもう信用できない。

今日行ったのはここ。5箇所の車屋を回って症状を見せ、なんとなく一番マトモそうな診断を下したのがこの車屋だった・・・

ここのオーナーらしき男は、坊主でデブで肩に刺青を施した、いかにも怪しげな男だったが、なぜか一番マトモそうな診断を下したのでここに決めた。(人を見掛けで判断してはいけない)

その男が言うには、前回ガスケットを交換した時に、本来ならばヘッドの歪みを修正しておかねばならなかったのだが、前回の修理時間を聞いて判断すると多分そういう修理は行ってないだろうと・・・なるほどその通りなんだよ。

 

でも、男が提示した大よその見積もり金額が1.5万ペソと高額で、しかも前金でデポジットしてくれと言うので一瞬引いてしまったが、考えてみたらその位掛かるのは当たり前だ。フィリピン人的に2、3千ペソで済まそうと言う私の根性がそもそも間違っている。

丁度収穫も終わったタイミングだし、一かバチかこの車最後の賭けをする事にしたのだった。

正直、街へ出て幾らか出せば中古エンジンを見つける事も出来るし、それか車本体を安く売っぱらって次のトラックを購入手段もあるにはあった。しかし、フィリピンの中古車ってのはハズレを引くと本当に恐ろしいものだ。中古エンジンも当たり外れが見え難い。

かといって貧弱な農園の資金力で新車を買う事は1億光年不可能なので、結局健康状態が一番分かっている自分の車を治すしかないと言う事になった。

水田地帯のとある農園主は50万ペソで買ったエルフを60万ペソで修理したという・・・どうやったらそんなに掛かるのかと小一時間尋ねたいが、それを考えれば私の修理代など、女性の立ち小便みたいなものだ・・

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護岸工事へ向けての準備とか

石を詰めた鉄線籠(カゴ)を、崩れた川岸へ複数置いて、崩れる土砂を防ぐことにしたのだった。

以前どこかの山奥の砂防ダムで見た事があったからだが、読者様の情報によると日本の護岸工事にも用いられているものらしい。

川ってのは奥が深い。最初は直線だったものが、まるで生き物の様に形を変えながら「州」や「池」を形成してゆく(州と池が出来る様子は学習子ども百科で子どもの頃見た)そうやって出来た巨大な州に出来た都市も日本にはあるよね。

堤防が完備された日本だと今の時代に川の形が変わるようなことは無いだろうが、野生のフィリピンでは日常で起きる。近所の川では「州」にとうもろこしを植えた猛者が収穫前に畑ごと流されたりしてる。何年も州の位置が変わらないから大丈夫と思って植えたらしいが、それもまたオーバーな話だよな・・

 

川の流れが変わるのはどこかで抵抗があるからに間違いなく、一旦どこぞで生じた抵抗が元となって段々Sの字にくねって行くものと思われる。(適当に言ってる)

そんな性質があるから、もしかしたらうちが補強したことが切欠で川の流れが変わり、今度はお隣とか、下流の対岸が崩れない可能性も無いとはいいきれない。

生半可な修理が余計な災害を増やしてしまうかも・・・

 

 

実は、私は収穫の合間に北の水田で一人で寂しく体育座りをしながらこういう物をこしらえていたのだった。

鉄線の籠(カゴ)

でも、なかなかうまく出来ない。か弱い私にはペンチ一本で針金を曲げる作業がひと苦労・・・

 

 

収穫が終わったので鉄線を沢山買ってきた。本腰入れて準備に取り掛かろう・・

 

手がこんな風に。

亜鉛不足になる事は一生無いだろうってくらい真っ黒。

途中から農夫さんに加勢してもらう。

でも、かなりいい加減w
まるで知恵の輪。

とりあえず、気が遠くなりそうだが50個くらい作る。

それが出来たら工事の始まり。

 

半月?1ヶ月?これが今年一番の工事だな。農夫さんのいい暇つぶしになるだろう。
暇つぶしって言っても、農閑期の雇用対策的な意味合いがあるので、ホントに暇を潰してくれては困るのだけど。

 

当然、私自身もスコップ持って働く予定です。

 

今日の賄いはちょっと贅沢に焼き鳥とナマズのバーベキュー

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フィリピン農園だより
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