スペシャルノーパンクタイヤが出来た
これをみてくれー
キラリ輝くボルトが素敵でしょう?「オマエアホか」と言う声が聞こえる。
もう、これでパンクとは無縁・・
成功すればだが・・・
追加の溶接して・・・穴開けて・・・
ゴム貼って・・・ボルト付けて・・・
とりあえず、現地で取り付けてきた・・・・が、行った日は人も牛もいなかったので、肝心のテストが出来なかった。
次回が本番がテストになる・・・
スプレーやナットをちゃんと渡してください。
完成品
ところで、タイヤを空回りさせる原因がデフギアにあるんじゃないかってのがこの前の話だったが、その無用なギアを殺して効かなくする方法がある事を小股に挟んだので、老眼鏡を掛けて虫眼鏡を手に持ちデフギア周辺を目で見てみたのだが・・・
もう、パッと見開ける気がしなくなるほど酷い状態だった(爆)全てのボルトが風化してる・・・
そんな気はしたんだけどね・・おそらく、日本で20年くらい使われて、フィリピンで更に20年くらい使いまわしてる可能性もあるから化石に近いんだよ。
おそらく、ここの回ってきた時点で修理も出来ない酷い状態だったと思う。まともなら荷車用としてリサイクルされないし。
これを開ける事は不可能ではないと思うが、修復に溶接が必要になるのは確実だし、どっちにしても畑で出来る作業じゃない。
触らぬ神にたたりなし。
もし、今日のゴムタイヤが滑ったら?wそれは考えないでおこう。
必殺のギア溶接テクニックは何時かの楽しみにとっておくって事で。
日本製工具と中国製工具の違い。
左がメイドインジャパン、右は大陸製。一見変わらないけど、大陸のものは支点がガクガクで1mmの針金さえ切れなくなった。僅か1日で。これでも日本円で450円したんだけど・・・
左の日本の工具は、私がなんと高校生の時にホームセンターで小遣い叩いて買ったものだ。ハンマー代わりに使おうが、投げようが、突き刺して使おうが、壊れる気配は微塵もない。
ラジオペンチなんて未だに先の歯がピッタシ噛み合ってるし。
多分一生使えるだろう。
千倍の耐久性があるのに値段はたった10倍しか違いが無いなんて神だよね。
この素晴らしい使い心地は現地の人間でも分かるみたいで、一度使ったら病み付きになると誰もが言う。
大陸が100年成長しても、日本の優秀な工具には勝てないだろうな。(オーバーに言ってるが)
お金は怖いという話・・・・
僅か数回前の話に登場したオジサン。もう、この世にいない。
あれから体調が悪くなって、4日後に急変して、葬式も済んだ。
このオッサンが言ってた怪しい話あったでしょ?
トラックで90万ペソがなんとかかんとか・・・
冗談だと散々こけ下ろしたが、あれ、本当の話だったみたいよ。トラックを保有する債務者が、あれから間もなく90万ペソをキャッシュで返済したらしいのだ。
てっきり、オッサンの妄想とばかり思っていたあの話が本当だったとは驚いた・・・
だが、・・・
大金を手にして使う間もなくオッサンは亡くなってしまったのだった・・・実際に現地で葬式用のブルーシートまで確認したので多分ホント。
しかし、ちょっとタイミング的にマジかよ!?って気がする・・・
幾らなんでも漫画じゃあるまいし、大金を手にした瞬間に死ぬ確率ってどんなんだ!?オッサンの勝利の杯に誰かがトリカブトでも盛ったんじゃないか?
病死にしてはタイミング良過ぎるし、ショック死ってのもなんか信じられない。
来月くらいになったらパーティ用のブルーシートが張られたりして。(よくある話)
あの写真・・・数少ない遺影になっただろうな・・・
でも、わざわざ喪主のところへ持って行く勇気はない。「おぉ、日本人良く来た、まぁ飲め!」って、トリカブト入りのコーラ飲まされても困るので。
ジンジンちゃんが現れた
ここんとこ山に用事が無かったんで、あんまり御顔を拝見できなかったが、夜中に突然現れたのでビックリした。なんやら、ヒッチハイクのトラックが見つからなくて遅くなったらしい。
母親と姉と来たので、「もしかして金の話か!?」と一瞬思ったが違った(夜中に来られたら逃げられない)
事情は知らんが親戚のところに用事があるとか何とか・・
私の拠点は山の麓の町で、あちこちのアクセスに便利良く、時々ビジネスホテル代わりに使われている。
ちょっと見ない間に背が伸びて顔もなんとなく「山の女」の表情になってきた(意味不明だが)・・少女から大人へ脱皮して行くのだろう・・・
しかし、次に会った時は脱皮しすぎて骨と皮だけになってやしないか?
いい物喰ってないみたいだし。