先日人が亡くなった話をしたが、その人の兄妹が後を追いように亡くなってしまったという・・
やはり今回も無視できる状態ではなかったので手伝いをしていた。
助かったのは今回の人は行政から幾らかの香典が入っていたこと。シルバー何とかと書いてあったが、老人に支給される補助金みたいなものが支給されていた。金額は8千ペソだったかな。
フィリピンにしては小さくない。
香典帳を見てみると、死去してから一週間を経過しているにも関わらず、香典をくれた人がたった13人。
どこの国よりも親戚が多いと言われるフィリピンだが、底辺の生活をしている人の親戚は誰もが貧しいのである。
100人の親戚が100ペソづつ出してくれて1万ペソ溜まる様な話はないのだ。
ここはうちから10kmほど離れている農村の村だが、栄養不良で髪の茶色の子どもがいるような貧しい村で電気も無くて氷も売ってないという。
訪問者も皆貧しく茶菓子も無く通夜をすごしている状態だったので、近所の村へ言ってダンボール1ケースの菓子と米、数ケースのジュースを買って来て差し入れておいた。
(これは動画で頂いた先月の収益を充当させていただきました。有難うございます)
周りはぐるっと金持ちの農園に囲まれているが、虫ピン一本の寄進をしてくれる地主もいないのかって感じである。地主はこの人たちから土地を買い上げて成り上がっている訳だが、あの香典帳を見て世知辛いと思った。
手土産に貰った珍しいココナッツ
本日は携帯用デバイスで撮影
■動画
貴重な日本製の電動工具をかじったネズミに逃げられた。
先日、日本のインパクトドライバーが役に立たないだの何だの文句を言っていましたが、なんやかんや言いながらちょこちょこ使っていたのでした。
その日も壁のネジを留めようと電動ドライバーの充電池を充電器に差し込むために電源を入れた時の事です。
パチパチと花火のような音がして辺りに臭いが広がりました。
瞬間「やばい!」と思って大元の電源を切りましたが、見事にやられていました。
電線がネズミにかじられて、なんとご丁寧に中の銅線が意図的に撒きつけた様にショートさせてあるのです。
その下にはネズミの巣があり、5匹の子ネズミが転がっていました。
この場所は日常人間が徘徊する場所で手も届きます。それでもなぜ気づかなかったというと、整理用に木製の棚を設置しているところに、キクイムシの大量発生で雪のように木の粉が降っていたのです。
これが半端じゃない・・
動作不良を起こしてはいけないので電気製品に布を掛けていました。
それで見えなかったのです。
なんか時折チューチュー音が聞こえたような気はしたのですが、まさか人間の手の届く範囲にネズミが巣を作っているとは・・・