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フィリピンの悪徳米問屋に知恵のない農家は搾取され続ける

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毎日定時に雨が降る。

今日も昨日と同時間に降るかな~と思いつつブルーシートを掛けると降らない。

でもブルーシートを外して折り畳むと振り出す。

今回売却した籾は1俵辺り5kgものペナルティ(罰金)を取られてしまった。

籾が濡れてしまうと、水分を米に換算した分の罰金を取られるのである。

少し湿ったくらいで5kgも水分が増えるなんてありえない話なので、そのうちの4kgくらいは問屋の利益の上積みに間違いない。基本的な米の基準価格は動かしようがないので、あらゆる悪知恵で量的な中抜きしようとするのである。

米袋自身の重さとして、一袋あたり1kgも引く問屋も普通にいる。

例えば100袋の米を袋に入れて持ち込んだだけで100kgも差っ引かれる事になる。数十グラムの米袋が1kgの米に化けるんだから問屋は笑いが止まらない。

全ての農家が声を上げれば改善も可能かと思うが、殆どの農民は単位の意味さえ分かってないので、搾取されている事にまったく気づいていない。
真面目に小学校へ行く事から始めなければ反抗出来ないと思う。

殆どの街の米問屋は、農家いじめを生きがいとしており、なんやかんや米に因縁を付けては上前を跳ねて私腹を肥やす。

自分達で乾燥させて問屋に出す方法も確かにある。しかしトラックの手間賃や人件費がかさむ上、今度は乾燥場でインチキされる可能性もあるので、最終的にはどっちもどっちである。問屋の罰金ってのは農民の足元を見て決めてある。

デパートで私たちの作る米の値段を見ると、標準品の1.5倍くらいの値段で売られている。しかし、問屋の引き取り価格にたいした差がある訳ではなく、高い米を作っても自分で食う位しかメリットは無かったりする。

殆どの農家が固くて不味い米ばっか作ってるのは、良い米作っても大して差が無いし、単純に収穫量の多い水田の籾を種籾として使い続けているから。不味い米ほど良く育つ。

現在、回線状態が非常に悪くなっている。業者に連絡して対処中だが、すぐに改善するのは難しいだろう。長時間アクションが無い時は、それは回線状態が悪いときだ。

今日の賄い

ココナッツの白い部分を使って作った「ルガオ」(甘いおかゆ)ラガオ(ハエ)と何となく似てるけど色が違う。

 

ここにあった恐怖のココナッツはついに刈られて上記のルガオの原料になった。

必ず下を通らなければいけなかったので、ココナッツ落下の恐怖におびえていたのだが、これで安心だ。

 

みんなでルガオを食べよう。

 

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Self-sufficient-Philippines
フィリピン農園だより
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