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メガネを頭の上に置き忘れる/芋の栽培は利益を出すのが難しい/ソーラアイの話

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メガネが無くなるしスリッパを二回も紛失するし

「こうなったら人生終わりだよな・・・」なんて、若い頃思ってた自分が今ここにいるw

 

まず、私愛用のメガネ。

車で運転中に眩しいからサングラスを掛け、メガネを頭の上に載せ(これが悪かった)その後、そのまま車を降りて街をうろついてしまい、気がついた時には頭の上のメガネが無かった・・

 

もう、アホかと・・・

二十代の時にメガネスーパーでこしらえてから、ずーっと愛用してきた丈夫なメガネだったのに・・・何で、今になって無くすんだろう。これが無いと卵子で文字が見えない・・・

 

 

それから、スリッパ。

車に乗ろうとして片方のスリッパを落としてしまい、そのまま走って、目的地に着いて降りようとしたらスリッパが片方しかない(爆)・・なんと、どこかのガレージで片方落としてきたのだ・・・

 

仕方が無いので、近所の華僑ショップで60ペソのスリッパを買い、用事を済ませて自宅に戻る・・

 

自宅に着いて、よっこらしょと車から降りようとすると・・・

さっき買ったばかりのスリッパがもう無い!(爆)

なんと、出先のガレージで、再び落として来たみたいなのだ・・・

s-DSC08233.jpg

最初に忘れたスリッパと、二回目に忘れたスリッパで一対のスリッパが出来上がった訳だがw左右が対象で柄も違うので恥かしくて使えネーシ!

もう、見てた誰もが呆れ返って言葉を失っていた・・・

うちの親族のバーサンが(祖母じゃない)、晩年に押入れで一生懸命大事なスイカをこしらえていたが(爆)一瞬私もそーなるのでは無いかと思ったりした。

フィリピンは押入れが無いから、どこで何を作ろうか・・・

 

芋は利益を出すのが難しい

卸値がどう考えても安すぎる。卸値とか運搬費とかのバランスが悪すぎるのだ。商業的にやれるインフラが揃いきってない。

問屋は「無料で運搬しますよ~♪」みたいな事は言ってるが来ない事を前提で計算しないとド壷に嵌るので、問屋に見捨てられたと仮定して計算をしてみたら非常に厳しい金額だった。

問屋も儲からなきゃ回収しないだろうから、なんかの事情があれば取りに来ない可能性は充分にあるだろう。

 

そうなったら、膨大な芋の前で、ハンカチ咥えてしくしくススリ泣きをしなければならない。

山の半径50km以内に栽培農家がないのはそういう事なのか・・・な?

 

問屋の買取額は、持込、業者搬出に関わらず1kg2.5ペソくらいである。(複数農家に確認)その辺の農家で収穫高を聞くと、ha辺り15トン。これは問屋の数字よりかなり悪いが、現実はこんな物なのだろうな。

 

と言う事は、15トン×2.5ペソだから、37500ペソになる訳だが、問屋の言う7万ペソってどんな豊作なんだよ。

 

運送料が15000ペソと・・
基本的な経費が10000ペソ。

他に「その他」ってのが5000ペソくらい掛かるんだろうから・・・

7500ペソしか残らない。

 

簡単に15トンとか言ってるが、この大量の芋を集めるのに牛を手配したり農夫さん集めて積み込んだり、トラックで悩んだり、目に見えない作業も沢山隠されている。

その対価がたったの7500ペソ。

万が一に芋相場の暴落と言うものもあるだろうから、仮に3割でも下がったら、膨大な芋の山を前に途方に暮れるだろう・・・何トンも喰えるわけないし。

あの問屋みたいに、切って乾燥したり、製粉したりすれば、キロ辺りの単価も上がり、遠方から運んでも採算取れるのだろうが、製粉会社じゃないんだから、そんな事まで手を掛けられない。

まだ、色々分からない事だらけだが、諦めるまでもう一歩。

 

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最近、赤い目の人が多い

ここんとこソーラアイが流行っているようだ。昨日も市場で3、4人見かけた。潜在的にかなり多いと思うよ。

ソーラアイは、かなり感染力が強いから、スーパーの買い物カゴだとか、手すりだとか、感染者と同じものを触ったらほぼアウト。

 

◇こういう人には注意

暗い室内でサングラスを外したがらない人はソーラアイ

泣いた様な目をした人がいたらソーラアイ

眼科で下向いている人はソーラアイ

 

◇ソーラアイの流行を察したら

外出したら、目を擦ったり、顔を触らない。
アルコールを常備して、いつも手を消毒する癖を付ける。

公衆の場所で手すりや取っ手など、人の触れるものを極力触らない。触ってしまったらすぐに手を洗う。

 

赤い目の人と接触後になんだか目がゴロゴロしてると感じたら、予防的にトブラマイシンやバイシンを点眼するのも良い。

この、予防的に点眼すると言うのはかなり効き目があるみたいで、以前、うちの住民の数人が初期的な症状(目がゴロゴロ、目やにが出る)があったが、しつこい点眼を数日続けると、自分を含めて全員消滅した。(抵抗力もあると思うが)

感染力は強いが、抗生物質には弱いらしい。だが、一旦真っ赤になってしまうと症状が引くまで時間が掛かるようだ。

ソーラアイ自体は大した病気じゃないが、行政や公共施設の窓口なんかで差別的な対応を受けるほどフィリピンでは嫌われた病気なので、出来れば貰わないほうがよい。

万が一うつされると航空機も搭乗拒否されるし、とにかく様々な窓口で追い返されるから、にっちもさっちもいかなくなる。

 

赤い目の女がアナタを見て微笑んでいたら、それは多分ソーラアイ

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