丸2日間殆ど寝ずにトラックの修理に没頭していた。
事の始まりはまずヒューズ。
凸凹道の振動に同調するようにヒューズが飛んだ。ダイオキシン臭いんだ。調べてみると、一部ライトが付かない。
他にも幾つか制御不能な部分がある・・・
こりゃ厄介だ・・・
車の中に縦横無尽に這いつくばってるケーブルのどこかがショートしているんだ・・・
電装屋に持っていけば、線を取り回して何とかしてくれるが、彼らに修理させると修理した線があちこち這い回って何がなんだか分からなくなる。
そうなると、その修理した本人しか再修理が出来ない。
だから、出来れば自分で治したい・・・
昭和くらいの中古車は配線が凄い事になってるからね。
(前の前のトラックは、ウォッシャー液の発射ボタンがクラクションだった、爆)
原因は、線の老朽化も勿論だが、コンバーション(左ハンドルにする作業)で、線を不自然にいじった事によるものや、その配線で振動の多い未舗装道を走った時に起きる接触不良など。
改造時に取り回した線が鉄板に触れていたりすると、そこが振動で擦れてショートに至る。
私は丸2日掛けて配線を探し回り、老眼鏡を掛けて手鏡を駆使して目薬を刺しながら裏の裏までじっくり見た。
すると発見。ホッ・・・
鉄のパイプに接触していた配線が断線してショートしていたため、補修して、洗濯機の排水ホース(60ペソ)を被せた。
輸入時のいい加減な修理によって適当に固定されていたのが原因だ・・・
もう一箇所。
鉄板の穴から直に出された配線がショートしていたので、同じく修理後、排水ホースで処置。
ぶら下がったままのヒューズボックスが将来的にトラブルを誘発しそうなのでアングルで補強。
青いのがぶら下がったヒューズボックス。
あと、今後問題を起こしそうな部分を、残らず絶縁しまくった。
これで大丈夫?かな。
(お願い~)
日本から輸入されたコンバーション車は、見掛けが良くても、配線やハンドル周りの見えない部分がいい加減だから、必ずってほど補修が必要。
でも、日本車はエンジンや駆動系が強いから、その辺をクリアすればしばらく乗れるよ。
最近、中古車が韓国車ばかりになってきたね。凄い勢いで日本の中古車と置き換わってる。
元々左ハンドルの韓国車だからフィリピンでは強いみたい。
乗らないとは思うけど。