決定的写真がなくて申し訳ないが、複数の人間が同時に目撃した野生ネコの驚きの食生活。半野生でウチをうろついている猫のはなし。
てっきり鶏小屋の雛を狙うドラ猫だと思っていたこの猫が大変な物を捕食している事が分かった。
なんと、生きたコブラである!
攻撃してくるコブラと俊敏に戦い、コブラの頭を引きちぎって頭から食べてしまったという。マングースも真っ青。これは凄い猫だ・・・
以前、生きたコブラを身近な家畜に見せてみたら、全ての家畜が大変混乱したので、私は動物ってのは本能で毒蛇を嫌がるものだ思っていた。その時混乱した一匹のネコは人間を噛んだし。
(この写真は大分前のものだが、うちにいた犬がコブラを追い詰めたところ。やらせではない)
猫にとって食べたら危険な動物と噛まれたら危険な動物は違うしね。蛇は栄養から見ても最良だろう。勝つ事を前提とすればこれほど美味しい食事はないわけだ。
生死を掛けて毎日を生きる野生のネコにとって毒の有無なんてどうでも良い事なのだろう。彼らの驚きの食生活を垣間見た・・・
この前、北の水田で生まれた子猫を撮影した事があったが、生まれた子猫の4匹全てが死んだそうだ。野生で生きるという事は死ぬ以上に過酷な事かもしれない・・・