■砂利を敷いている
拾ってくるコストは掛かるんだけど、基本的に砂利代はタダなので庭に全面敷くつもりでいる。ただ、畑の中の一軒家だからどこまでを庭と定義するかが問題。
基本的に現地人は全員スリッパを使わない(私の周りの人)これは1億回注意しても改善出来ないので、足に泥を付かせないようにするしか方法は無い。一番使う場所は玄関から食堂と調理エリア、そして井戸を結ぶゾーンなので、そこを重点的に砂利を敷いた。
現地の人は土を汚いものだと思っていない。それが部屋に舞っても掃除をすれば良いと考えているだけだ。「汚れれば掃除をすればいい」「壊れれば治せばいい」基本的にみんなこういう考えだから、汚す事に抵抗は全くない。
同様に運子も汚いと思っていない。掃除をすれば表面的には綺麗になるのだから問題はないのだ。
細菌がどうのこうの考えるのは日本人だからだ。
だから現地の人は犬や猫の運子を踏んだ足で平気で家に上がってくる。(私が現地の人って言ってるのはミンダナオの山間部の人、都会の人は違うかも)
私たちがそれを咎めても平然と掃除をして終わりである。おそらく菌という概念がないのだから汚いと思っていないのである。
多分見てなければ誰もがテーブル拭きの雑巾で運子を拭いて、それでテーブルを拭いて、使い終わって洗ったものを衣装ケースに混ぜておいて、それで私が知らずに顔を拭くとかである。
菌の危険性を説こうとしても無駄だ。彼らには全知全能の祈祷師が付いているのだから「病気になるぞ」と指摘しても「その時は治療してもらうわ」という事になるのである。基本的に病気は祈祷師が直し、死のタイミングは神が決める。
と言いながら、最近私もこういうのに慣れたし、これが腸内細菌を活性化させているのではないかと最近は考えているので、新種の菌を体内に招き入れる良いチャンスくらいに思っている。
その証拠に基本的にどんな現地食を食べてもお腹を壊さないし、水なんて10ペソ出して買うのも勿体ない。街の食堂も井戸水もそこで飲むが問題ない。
と言うか、逆に綺麗な水を飲むと酷い便秘になる。汚い水を飲むから私は丁度良い腸内環境が維持できているのだ・・
と、念じる事にしている・・・・・
■絵の中の猫
我々の想像する猫の像やイメージってのは多分メディアに植えつけられたものだと思う。
メディアに汚染されていない彼らから見る猫はこうなのだ。