搾油機を作ったのですが、誰も油を使ってくれません。
フルーツを茹でましょう編
茹でずに絞った結果は今までご覧の通り。
レンジ色のカップに一杯のフルーツを絞ったら、例のカップヌードルのカップに半分かそれ以下か・・企画段階で予想した量の油はなかなか得られなかっ・・・
これじゃトラックの燃料に使えないよな・・・・(おいおい)
最後のテストとして茹でて絞ってみる。
当初は茹でてまで搾油する気は無かったのだ。なぜかと言うと元々圧搾せずとも茹でれば油というものは分離できるものなので、ジャッキ搾油に拘りながら茹でてしまうのは何だか勝負に負けた気分がして気が進まなかったのである。
でも、実験的に茹でて絞ってみる事にした。
茹で時間は熱湯に入れて5分ほどと短めにした。
上にアクが浮き始めたらシリンダーに移す。
この通り、安全上大人が見ておく必要はあるものの、構造が簡単なので子どもだけでも絞れる・・・
ん!?
なんか以前と雰囲気が違う!!!
瞬く間にトレイが!!
子どもが絞ってカップ一杯出た。
その前のと比べてみると、歴然とした差が!これは凄い!
これなら選ぶ果実の鮮度の幅が広がりそうだな。
当初は茹でるのが面倒だと思っていたが、ここまで量に反映するなら茹でてひと手間掛ける価値はあるよね。(搾りかすを燃料にすればコストゼロだし)
さて、前回は「火入れをして濾した」のだが、絞りかすで天ぷら揚げるのと理屈が一緒だから、素材の焦げた匂いが油に移るのは避けられない?
したがって、今回は「濾して火入れ」を試してみた。
なぜ、最初から「濾して火入れ」を試さなかったかだが、火入れして濾した方が沢山油が取れるし、とにかく最初に火入れしないと酵素分解が進んで不味くなると思ったからだ。でも、結果、酵素分解をそこまで気にする必要はなかった。(と言っても謎の部分はある)
搾油工場は酷い時だと1,2週間も放置したフルーツを処理する事もある。あーゆーのを間近に見てると誤差の範囲ではある。
一回煮て水分を飛ばすと出来上がり。
チリチリと天ぷらに水を散らした様な音がするので、ホンの数分、その音がしなくなるまで火入れする。
(しなくても大丈夫だとは思う)
完成した油を嗅いで舐めてみる・・・うむ、以前のより随分良くなってるぞ。
収穫→ボイル→圧搾→濾過→水分除去
ひと手間増えてしまったが、流れはこんな感じ。
でも、手間は料理を作るくらいの手間かな。そんなに難しいもんじゃない。
自家搾油の方法は確立した。作り方もみんなマスターした。
でも・・・
みんな気味悪がって、せっかく作った油を使わないんですけど(爆)
みんな日ごろから不自然なほど黄色いバーベキューとか、きたねー廃油で揚げた屋台の鶏肉とか平気で食ってんじゃん!!
私が作った油だから気味悪くて食えねぇとでも言うのかよ!!(爆)
もういいよ。今度水酸化ナトリウム溶液を入手して1人で黙々と石鹸でも作って自分だけ美肌になるわ。誰も私の高級石鹸使うなよ!
てな訳で・・・
搾油機のオチは、「私以外誰も油を使ってくれません」 と言うオチでした・・・
今後、改良とか搾油とか料理とかしたら報告しま~す。
ご協力いただいた方有難うございまーす。
私の年齢が見かけより20歳も上?そんなバカな
農園の近所のうわさ好きのオバサン達が何やらペラペラ話しているので、「何くだらない事話しているんだ!?」と言ったら、なにやら、ワタシの実年齢の事が巷で話題になっているらしく、見かけより20歳も上という噂が広まっているらしかったハァ?下じゃなくて上かよ(爆)
てか、ショックなのが、ごく身近な人たちまで私の年齢を今更疑っているという。あなた方、何年ワタシの行動を見てるんだよ。
まぁパスポートとかも見た事無いだろうし、誕生会を開いたこともない。生年月日を知る機会があまり無いのだから、周りが老人だ老人だと言い始めるとそんな気がして来たのかもしれない。
(あ、私は空想上の人間ですので年齢の質問は一切しないで下さい)
実はモスレム自治区をうろうろしたりで、まだらに白いヒゲをず~っと伸ばし続けていたので、見かけはアラブのモスリム商人と見間違うほど。
自分でも街角の鏡に写る自分を見て、こりゃやべーなと思い始めていたとこであった。
くそ、噂好きのオババ達!オムツ用意して待っとけよォ!!20歳上に見えるのは百歩譲ってもオメーらの方!(爆)