今の苦境を自給自足で乗り切る為に食用油を精油する事にした

この前現地人チャンネルでココナッツオイルを精油したけど、ココナッツは歩留まり悪いし皮が厚いので無茶苦茶手間掛かるんだよね。あれだけ絞る為に半日を要し、他の家事が出来なくなってしまう。
https://www.youtube.com/watch?v=i-9wsjktx3A

ココナッツの自家搾油は大家族向きだね。

 

ところで、数年前にお蔵入りになっていたこの企画。

私はやる気満々だったのだが、せっかく作ったパーム油を誰も使わなかったという落ちだった。私は美味しいと思ったんだけど、現地の人は食べない。一体何が気に入らないのだろう？

フィリピンの人(特に田舎の人)まぁ日本人の高齢者なんかもそうだけど、長年親しんだ味から離れられないというか味覚の冒険をしたくない。そういう事かな。

でも、この油は香ばしくってホント美味しいよ。精製してないので天ぷらなど微妙な素材の風味を味わう物には向いていないかもしれないが、それ以外には何でも使えると思う。

アマゾンでレッドパームオイルを検索して見て下さい。どれほど高価で栄養豊富な物を放棄しているかが分かる。

こんな美味しい植物油を嫌うなんて無茶苦茶勿体ない。ロックダウンされた今こそ慣れるチャンス。嫌々だろうが何だろうが使うしかないのだ。

 

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さて、結論から言えば久しぶりに挑んだ搾油は失敗だｗ

ネットで調べると、アフリカの現地人は潰した後に搾油している様な記事を見つけたので、その通りにしたら駄目だった。取れない訳では無かったが、およそ５ｋｇの果実からたったの３００ｃｃしか採れなかった。以前の実績から言えばこの３倍～５倍取れてもおかしくない。

最初に茹でるか、後で茹でるかによって油の量は雲泥の差があるようで、やはり以前成功したように最初から果実のまま茹でる必要がありそうだ。ネットの情報は鵜呑みに出来ない。

 

 

これは今回取れた貴重な３００ｃｃ

ココナッツより効率が悪くなってしまった。

 

 

これで現地名産の焼きバナナを作ってみた。

 

かなり美味い。オイルのお菓子的な香ばしさがバナナにプラスされてマジ最高。

 

常温で軽く固まるので、マーガリンっぽい使い方が可能。食パン無いから味見は出来ないが、パンに塗ったら美味しいのではなかろうか。

 

今日の特選動画

◆自給自足でキャッサバ芋のお菓子を作る【ジャングルクッキング】猫と食べる【日本語字幕】
https://youtu.be/hP7CY___obg
現地人撮影、制作
ドーラが何か手伝ってますね。収穫した後の「落ち穂」ならぬ、「落ち芋」の採取と調理です。

 

◆食用油を自給して現在の苦境を乗り切ろう【猫と犬と食べる】
https://youtu.be/WT8AO97Q6uM

果実を取る所から始めます。
今回はインチキネット情報に乗っていた最初に砕いて後から煮出す方法を試してみましたが、全然だめですね。５ｋｇからコップ一杯しか取れませんでした。やはり最初に煮てから潰さないと駄目なようです。

世の中の食堂やコンビニ、製菓業界、あらゆる場所で使われているこのオイルですが、大企業の精油したオイルと言うのは品質は安定してるけど高品質ではありません。何故ならば、大量の素材をかき集める過程で少なからず痛んだ果実が混ざってしまうからです(私は詳しいです)

この果実は実が落ちた瞬間から酵素分解が始まって行くので搾油をするまでの時間が鍵なのですが、今日私たちが作ったのは木からもぎとった物をすぐに処理したものなので無茶苦茶ハイクオリティです。

果実が朽ち果ててゆくのを見ているばかりで搾油しないなんてもったいない・・・みんな作ればいいのに・・・

用務員の今日の激烈粗食

・・って程でもないね。よく見れば割といい。

今日のメニュー

例のニワトリが産んだ卵焼き。油はさっき採油したヤツ。

貰い物のカボチャと野草が入った現地人謹製のスープ。

放浪少女が持って来てくれたきゅーり。

 

近所の出荷が滞ってる農家の野菜が行き場を失って回って来る。カボチャもレパートリーに入った。

まぁ私はあんまりカボチャ好きじゃないんで積極的には食べないんだけど、芋にカボチャで腹持ちは良くなるだろうね。

 

これ以上の贅沢は出来ないが、これ以下には落ちないと思う・・・と言っても鶏が逃げるとヤバい。

 

コメントピックアップ

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