デタよ!
トラックが坂で止まります病。
山でコーンの初収穫が無事に終わり、用事が沢山あるので今日はどうしても現場に行きたかったのだ・・・・
前日から荷物を準備して、運行前点検もして完璧なはずだっ。だけど、あの恐怖の坂で、またも病気が・・・
8割方登坂を終えて、ホッとしかけた頃だった。
ブルン・・ブルン・・・ブブブブ・・・プスンプスン・・・
あの悪夢が時空を越えて再び脳天を直撃したのだった。
症状は前と同じ。比較的高回転で登坂中に突如失速するという症状・・・・
↓ このときと同じ・・・今日はビデオに撮る気にもならなかった。
※動画は削除されました
別に見なくてもOK。面白くない。
今日の予定は全て振出し。
現地からの催促のTXTが入るし、双方とも途方に暮れている状態。
既に明後日から地上の椰子畑の収穫スケジュールが入っているので、今更バスで出直すことも日程的に不可能。
前回の失速時と症状が同じだから、前と同じく燃料系の詰りって事も考えられるが、もう追求するのは止めた。
早急に売る算段を取る。(買ってくれる神がいればだが・・)
日野自動車で新品のクラッチマスターも取り寄せ、今からって所だったのだが精根尽き果てた。購入者にもれなく進呈してあげる。(売れればだが)
あんまり活躍の場も無く去ってゆく自衛隊トラックだが、少なくとも修理の腕を上げてくれた事に心から感謝をささげたい。
出発準備のようす。
この時にはまだ夢があった・・・
生活保護受給者の列に出くわした。
今日は生活保護者の保護費需給日である。
銀行のATMに受給者が行列を成す。
銀行の店頭には露天が軒を連ね、さながら祭りの様相である。
実は、貧しい人を対象に、毎月僅かではあるが、生活保護費 (のようなもの) が支給されている。
役人の家庭訪問と面接を受けて、貧しいと認定されれば受給が可能。テレビがあるとダメだとか、藁葺き屋根じゃないとダメだとか、幾つかの基準があるらしい・・・
山の少数民族は殆ど受給を受けていて、毎月受給日になるとトラックに乗った大量の人たちが山から銀行に押し寄せてくる。
以前少数民族が乗ったトラックをレポートしたね。
受給者の列を横目で見ながらコーン買取屋さんで値段交渉。
買い取り価格はバラの状態で1kg14.8ペソだった。この前より若干ダウン。頼むからこれ以上下がるなよー
昨日から山に持って行く補給物資を調達したりもしていた。
結構気合が入っていたのである。
近くにシンカマスの農園がある事を最近知り、ちょくちょくこの農園で直購入している。
ジューシーで喉を潤すシンカマスは、過酷な労働を強いられる農夫さんへのお中元、お歳暮、袖の下としても密かな人気がある。
この子達はシンカマス農園の子どもさん。
この大量のシンカマスがなんと100ペソである。
切ったらこんな感じ
こんにゃく芋にダイコンと梨を混ぜて2で割ったような味。
知らずに喰えば新種の梨だと思えないことも無い。
昔、刻んだコンニャク芋を親の居ぬ間に口にして、マジで死ぬかと思った事がある(笑)最初はシャクシャクして梨っぽいのだが、時間がたつと口中から内臓を激痛が襲う。危ないよ、コンニャク芋の生食・・・
ふと見ると、カンディンが植えたばかりの稲をむさぼり食っていた・・
ヤギ嫌い。